今回は有馬記念に出走予定の全頭を個別診断していきたいと思います!
2022年も残すところあと僅かになりましたが、有馬記念を的中させて気持ちよく新年を迎えたいところです。
近年はメンバーレベルが下がっていると言われていた有馬記念ですが、今年はグランプリレースのなに恥じないメンバーが揃いました。
7頭ものG1馬が揃った今回ですが、勝つのはどの馬か?早速やっていきましょう!!
【出走馬全頭診断】

評価印 SS、S、A、B、Cこちらの印で評価していきます。
SS=絶大な自信アリの本命候補。
S=馬券内から勝ち負けできる上位候補。
A=馬券内までは固い対抗。
B=展開や状況が向けば馬券内候補。
C=ここでは正直厳しい消し候補。
SS評価は出ないことも多々ありますのでご了承ください。
【診断条件】
有馬記念は中山競馬場芝2500mで行われます。
圧倒的に外枠が不利なコースとなっており距離・コース形態からも持久力が問われるスタミナ戦です。
基本的には内の先行馬有利ですが差しも決まりやすく脚質は現時点では考慮しなくても良いと思っています。
当日の馬場状態次第で前が有利か差しが有利かを判断したいと思います。
基本的には持続勝負でスピードの持続力が求められるレースになっていますので適したラップ経験のある馬や中山競馬場で実績を残している馬は評価していきます。
予想ではないなくあくまで全頭診断ですので、
- 追切を踏まえた仕上がり具合
- スタミナに優れている馬
- メンバーレベル(能力値)
- 枠順
- 中山適性
- その他有利不利データ
を参考にして個別に評価していきたいと思います。
1枠1番 アカイイト
評価 B
最内枠を手にした昨年のエリザベス女王杯勝ち馬。
今年は結果を残せていないが前走エリザベス女王杯では4着と結果を出し多少状態が上がっているようにも見える。
良くも悪くも展開待ちで後方待機からの末脚一気タイプなので最内枠を活かすことができるかどうか。
距離不安があるので道中ロスなくこなせて足を貯める事ができる最内枠は相性が良さそうにも見えるが、包まれやすく外に出せないことを考えるとこの馬にとってはマイナス評価せざる負えない。
パワーがある走りのため中山コースとの相性は悪くなく非根幹距離がこなせる馬なのでB評価。
天候不良で馬場が荒れればもう少し評価できる。
追切はこの馬の普段どおりの印象。悪くはない。
1枠2番 イズジョーノキセキ
評価 B
距離に不安があるため内枠に入れたのは良かったと思う。
非根幹距離は得意としている印象だがこの馬が得意なのは1800mで頑張っても2200mまでが限界な印象。タフな中山芝2500mコースは流石に厳しそう。
鞍上は岩田騎手が戻りここは万全で不安要素がない。
インが伸びる馬場なら岩田騎手得意のイン突きにかけるのはあり。
追切での状態もよく仕上がりは問題ないと思う。
鞍上・枠・状態と揃っているので馬場が味方して距離が持てば一発を期待できる面白い存在。
牝馬なので55kgの斤量もこの馬にとってはプラス材料。
2枠3番ボルドグフーシュ
評価 S
今年の菊花賞2着馬は高評価。
スタミナには定評があり、非根幹距離でも実績を残している馬。
菊花賞ではレコード決着の中タイム差なしの鼻差2着で勝ちに等しいレース。
出足は鈍いが持続力のある末脚を武器にしており、ロングスパートをかけることもできるためコース適性はある馬。
3歳馬で斤量が軽いのも好材料だが、初の輸送でテンションが上がらないかだけが心配。
タフな条件でもしっかり上がりが使える馬でコーナリングの立ち回りもうまいのでコーナーからスパートを掛けて押し切る競馬を見たい。
追切は一週前は完ぺきな内容で最終は軽めに流して調整するだけと理想的な流れで仕上がっている。
2枠4番 アリストテレス
評価 C
好枠を手に入れたスタミナに優れた馬。
年令を重ねるごとにズブさが出ており、今年2戦するもどちらも二桁着順負け。
G3などではまだ戦えるかもしれないがG1で好メンバーが揃った今回は流石に厳しい。
追切を見る限り状態は上がっていそうなので調子は良さそう。
初ブリンカー着用など陣営も手を尽くしはいるがここは流石に低評価。
3枠5番 ジェラルディーナ
評価 S
重賞2連勝でエリザベス女王杯を制した超良血馬。
晩成タイプの血統が古馬になって覚醒したか。
前走エリザベス女王杯は重馬場の中大外一気と強い内容での勝利。
オールカマーを制していることから中山コースの適性はありそうでパワーも有り坂は問題ない。
気性が荒く内枠で包まれると少し嫌だが、末脚は確実に使える馬なので勝ち負けに絡めそう。
冬毛が出てきており見た目は前走のほうが格段に良かったがそれでもしっかりと追切を消化しており、上積みはないもののG1制覇した良い状態を維持している印象。
鞍上はエリザベス女王杯を制したCデムーロ騎手で問題はない。
枠もロスなく運ぶことができる枠なので鞍上の好騎乗にきたいしたい。
3枠6番 ヴェラアズール
評価 B
芝に転向してから覚醒して勢いのままジャパンカップを制した今年一番の上がり馬。
切れ味の良い末脚を武器にしているが有馬記念の舞台では求められる質が異なり合わない印象。
スローペースからの瞬発力勝負ならば勝ち負けできる能力を持っているが、逃げ馬が少なく能力を持っているタイトルホルダーの刻む緩急のあるラップでは持ち味を活かすことができない。
直線の短く坂のある中山コースも向いているとは言えない。
展開さえ向けば勝ち負けできる能力は持っているがこの舞台とメンバーでは巡ってこなさそう。
追切は出走間隔が短いせいもあり軽めの仕上がりだが最終追いきりは思っていたよりは動けていた。
馬体はアバラがかなり出ておりガレ気味の印象で大幅な馬体重マイナスなら購入は避けたい。
人気は集めそうだが評価は低め。
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4枠7番 エフフォーリア
評価 A
昨年の有馬記念勝ち馬で年度代表馬が今年はまさかの絶不調。
枠順確定後の予想オッズでも5~6番人気と流石に最終的には4番人気くらいになるとは思いますが、昨年からは考えられない人気となっている。
この馬の復活があるかどうかが予想の肝となってきますが大阪杯・宝塚記念はこのブログでも低評価としたが、個人的には春よりは勝負できる状態と思っている。
追切は3歳時の迫力はないものの古馬になって落ち着いたと考えれば悪い印象はない。
また関西圏への輸送の問題もあったため、輸送のない関東の中山競馬場で行われる今回のレースではマイナス点が少なくすむ。
春と違い全メンバーに警戒されるわけでもないのでのびのびと走ることができそう。
枠順は4枠7番とこの馬にとって最も良い枠に収まった印象。
昨年と違い古馬斤量となっていることも厳しい条件の一つだが、昨年のローテーションと比較しても能力を出し切れる舞台ではある。
復活するならこの舞台でという印象。
馬の気持ちが向いてなければもちろん勝てないとは思うが、人気も下がっているところで抑えてはおいたほうが良い存在。
「牛のようになっている」と言われているが、サリ○スと比べたらまだ牛になりきっていないと見受けられる。
当日の馬体重は要チェックだが520kg前半くらいなら勝負できそう。
4枠8番 ウインマイティー
評価 C
スタミナは豊富にありここでも期待できそうな一頭だが、このメンバー内では流石に厳しい評価。
中山コースは相性が良さそうな印象だが、適正距離と比較して距離は長そう。
4枠8番と良い枠は引いたがもう少しうち目のほうが良かったかなという印象。
前走は前が総崩れになる馬場状態でしたので前走の負けは気にしなくても良いと思うが、輸送もあり能力的にも少し足りてないのでこの評価。
追切はある程度こなしているが、前走のときのほうが状態はよく見える。

5枠9番 イクイノックス
評価 A
前走はパンサラッサの圧巻の逃げを素晴らしい末脚で差し切った「天才」。
5戦して3−2−0−0とパーフェクト連対と能力の高さは疑いようがなく現役でも屈指の能力を持つ馬だがコース相性はあまり良くないように見える。
前走はパンサラッサを除いた馬はスローペース気味のラップで単純にスローペースからの瞬発力勝負というこの馬にとって最も向いた展開だった。
中山2500mという持続力の要求されるコースで持続力に自信のあるメンバーが揃った今回は取りこぼしがあっても不思議ではない。
血統的にスタミナにも優れた馬であることは間違いないが、皐月賞では早めに抜け出しジオグリフに刺されたように良い意味で器用な馬ではない。適当にやっても強いというのがこの馬の持ち味であり誰も真似できない部分であるため持続力が要求されコーナリングの器用さも求められるこの舞台では若干の割引は必要。
ここまでマイナス点が多い考察となっているが、追切を見る限り状態はよく馬体も相変わらず見惚れるくらい良い状態をキープしている。
あくまで展開とコース適正に不安があるだけで才能だけで押し切り勝ちしてもおかしくない馬。
ここを勝ちきったら正直怖いものはなにもない
5枠10番 ジャスティンパレス
評価 A
菊花賞では追い出しが遅れる多少の不利がありながらも3着と好走。
スタミナはかなりありコース適性もあるように見える。
非根幹距離でも2200mの神戸新聞杯を勝利しており2500mの有馬記念も距離や適正部分での不安はない。
例年にない好メンバーが揃っていることもあり能力が足りるかは少し不安だが、中枠偶数番の好枠を生かした走りを見せてほしい。
秋になってからは馬体・精神面ともに成長しており一発には期待が持てる。
特に馬体はしっかりとしておりボリューム感があり素晴らしい仕上がりになっている。
タフなレースになった菊花賞からの挑戦だがある程度馬体を増やしての出走となれそうなのでここは気になる存在。
鞍上マーカンド騎手は東京のほうが成績は良いが癖のある中山コースの癖を掴んできており勝率も上がってきている。追える騎手というのもあるので期待して良い。
6枠11番 ラストドラフト
評価 C
前走アルゼンチン共和国杯では前の馬が内ラチにぶつかり進路のない不利があり5着。
ある程度持ち直して精一杯伸びてはいたが不利がなくても2,3着までという印象でした。
能力的にこのメンバーだと厳しい印象。
中山コースは得意としている印象だが枠も外寄りでこの馬はもう少し内枠が欲しかった。
状態は悪くないが絶好調ともいえず上積みにはあまり期待できない。
6枠12番 ポタジェ
評価 C
大阪杯では人気を覆す勝利を見せるもその後は低いパフォーマンスが続いており前走天皇賞秋では特殊なペースの影響もあり良いところのない13着と大敗。
切れ味というよりは持続力の高い末脚を武器にしている馬なので中山コースは合いそうだが距離ベストは2000m。
コーナリングの高さや持続力はあるので評価できそうだが肝心のスタミナが足りなくベスト距離から500mの延長の今回はレース質から外れており流石に厳しい。
7枠13番 タイトルホルダー
評価 S
春の2冠達成で現役最強馬ともいえる馬は7枠13番とこの馬にとって良い枠からのスタート。
凱旋門賞は11着と破れたがしっかり間隔を開けて、疲労は抜いており問題はない。
今回は他に強い逃げ馬もおらずこの馬がハナに立つ展開になると思われるがスタミナに優れたこの馬の逃げは圧倒的。
緩急のあるラップを刻むことのできる馬で、前半飛ばすー中盤でペースを落とすー後半で再加速という自分の逃げスタイルを確立しており単騎逃げで得意ラップを刻めれば勝ちきれるだろう。
スタミナに加えて再加速時の持続力のある末脚も優れており、天皇賞春では逃げながら上がり最速を記録するなど付け入る好きのないような強さを見せている。
同条件の日経賞でも勝利しており中山適性は間違いなくある馬で問題はない。
追切でも追われるごとに良化しており最終追い切りでは余裕を残しながらも良い動きを披露しております。
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7枠14番 ボッケリーニ
評価 B
前走は瞬発力勝負でこの馬にとっては向いていない展開ながらも17着は流石に負け過ぎな印象。
前から競馬ができるタイプで持続力のある末脚を使うことができるので評価したかったが、枠が外すぎる。
内枠を引いたら状態次第ではA評価以上にしようと考えていたが、このコースでの外枠はかなり厳しい。
スタミナはあるので距離不安はないが最低でもタイトルホルダーより内の枠は欲しかったところ。
馬場状態見て良さそうなら多少評価を上げることも考えるが、現状ではB評価が精一杯。
8枠15番 ブレークアップ
評価 C
前走アルゼンチン共和国杯では他馬に不利があるなか比較的少ない不利しか受けなかったことと斤量も軽かったため勝利という素直に評価できない勝利。
57キロでも結果を残してはいるが、G1の舞台での+3kgはなかなか厳しい。
距離や条件には適性があるが単純に能力に不安があり、大外枠に入ってしまったのでここは軽視。
8枠16番 ディープボンド
評価 B
昨年2着、今年の天皇賞春2着と能力に定評はあるが勝ちきれていない。
今年はまさかの大外枠でなかなか厳しい条件。
メンバー屈指のスタミナを持っており体力面には不安がないが、ズブさがかなり目立つ馬で大外枠からとなると評価はしづらい。
追いきりではしっかり動いており凱旋門賞の負けはあまり気にしなくて良いくらいの仕上がりではある。
昨年は良い枠から折り合っての2着だったが、今回の大外枠では昨年以上のパフォーマンスを見せないと厳しい。
鞍上は川田騎手でズブさの目立つこの馬には相性の良い追える騎手だと思うがどう持っていくか。



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